年齢によって変化する睡眠リズム

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠という2種類の睡眠リズムが交互に繰り返されることは既に広く知られていると思います。改めて確認してみましょう。


レム睡眠:脳を活性化する眠り、大脳を目覚めさせる眠り⇒目覚めに適した眠り

ノンレム睡眠:体温が低く、呼吸や脈拍も遅くなり、血圧も低下。        一般的には大脳の休息時間と考えられている


眠りに入ってから3時間(熟睡期)を過ぎたあとは、徐々にレム睡眠が増えていきます。6時間未満の睡眠時間の人を短眠者、9時間以上の人を長眠者と呼んでいるが、短眠者はノンレム睡眠の割合が多く、深い質の良い睡眠をとっているといえます。 このレム睡眠とノンレム睡眠の割合は年齢によって変化していきます。殆どを眠って過ごす新生児期は脳がまだ発達途中なので、眠りそのものも未熟、この時期の睡眠の半分は動睡眠と呼ばれ、やがてレム睡眠に進みます。あとの半分はノンレム睡眠に変わる静睡眠で、次第にその割合をます。 脳が成長途中にある乳幼児期は、脳を作るため、レム睡眠が先行することがある。この時の睡眠周期は大人と違い40~60分と短め。 幼児期は夜の睡眠だけでは足りないので、昼寝で補う必要があります。 5~10歳になると、日中の昼寝はしにくくなり、成人と同じ睡眠パターンになります。 老年期には連続した夜間の眠りをとるのが難しくなり、中途覚醒が増えて、深いノンレム睡眠が減ってしまう傾向があるといわれています。そのため、昼間の眠気が強くなり、昼寝しやすくなるのです。


途中で起きてしまうことが増えているのは、案外と年齢を重ねただけという理由かもしれません。あまり思い悩間ない方が余計なストレスを溜めず、良いのかもしれません。

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