快眠リズムに欠かせない習慣


眠りは「命」に必要不可欠!

睡眠は私たち、ヒトが生きていく上では欠かせない要素です。 人間の三大欲求【食欲・睡眠欲・性欲】の1つでもあり、本能的に必要とされているものと位置づけられていますが、更に健康的な生活を送る上で、重要であることは言うまでもないでしょう。 ヒトを含めた動物は、一切睡眠を取らないでいると、生命活動を維持できなくなると言われています。現在、不眠の世界記録として認められているのは1964年にアメリカの17歳の男子高校生による264時間12分(11日と12分)です。 これは極端な例になりますが、一般的に眠らずに3~4日経つと、徐々に思考力の低下や注意力が散漫になるなどの異常が見られ、記憶障害が出てくるなど、日常生活にも影響が出ることが明らかです。 睡眠を十分にとらずにいることは、脳と体のパフォーマンス低下に繋がり、生活の質を落とすことに直結するでしょう。今回は健康的な睡眠を得るために、どのようなことに気をつけていけば良いか、多面的に考えていきます。


睡眠と生体リズム(体内時計)


人間の生体リズムの基本は【サーカディアンリズム】と呼ばれる、約25時間の周期的な自律性を持つ変化の繰り返しなのはご存知でしょうか? 1日の時間は24時間であるため、普通に生活をしていくと、1日当たり1時間ずつズレが生じる計算となっていきます。 人間の体は交感神経と副交感から成る、自律神経によってコントロールされていますが、1日の時間と生体リズムの差によってズレが生じてしまうと、その機能は大きく乱れてしまいます。この時間差のズレを修正する上で重要となってくるのは、毎朝の起床時に日光を浴びることです。 日光を浴びることででリズムがリセットされるため、1日当たりの時間と生体リズムの時間差があっても、通常通りの生活を送ることが可能となっています。つまり、裏を返せば、入眠時刻、起床時刻にバラつきがあったりして、日光を浴びるタイミングがなくなってしまうと、ズレが生じたままの状態が続くため、何らかの不具合が出てくる可能性があるということになります。 体内時計の乱れを防ぎ、自律神経を整え、快適な睡眠を得るためには、日々の入眠時刻、起床時刻を同じ時間なるように生活リズムを整えていくことが第一になるでしょう



睡眠とホメオスタシス


ホメオスタシスとは、生体が環境の変化に対応して、体内の状態を一定に保ち、生命を維持しようとする働きのこと。睡眠にもこれは適応され、睡眠不足が続くほど、日中に強い眠気に襲われ、より深い眠りに入れるように誘導されています。


ただし、これはあくまで過去の寝不足分を補うためのものであり、その反対に未来の寝不足に対しての寝だめはできないといわれています。


寝不足を解消しようと寝溜めをしようとするよりも、毎朝きちんと朝日を浴びることの方が体内リズムを整えるのに大切な習慣なのです。



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